10月12日の放送でご紹介した詩
今週も相田みつをさんの詩を朗読させていただきました。
相田みつをさんの詩は、やっぱり素敵ですね。
自分の番(いのちのバトン)
父と母で二人
父と母の両親で四人
そのまた両親で八人
こうして数えていくと
十代前で、千二十四人
二十代前では―?
過去無量の
いのちのバトンを
受けついで
いま、ここに
自分の番を生きている
それがあなたのいのちです
それがわたしのいのちです
道
長い人生にはなあ
どんなに避けようとしても
どうしても通らなければ
ならぬ道-
てものがあるんだな
そんなときはその道を
黙って歩くことだな
愚痴や弱音を吐かないでな
黙って歩くんだよ
ただ黙って-
涙なんか見せちゃダメだぜ!!
そしてなあ その時なんだよ
人間としての いのちの根が
ふかくなるのは・・・・・
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