小学4年生が教えてくれたこと
私、今、ボランティアで小学校で朗読させていただいてるんです。
各学年をまわらせていただいているのですが、
1年生には1年生。
2年生には2年生。
3年生には3年生の特徴があって。
それがわかってくるのが、ものすごくおもしろくて。
先日4年生のクラスに行ったんです。
4年生ともなると、全然違って。
私が朗読した物語の感想文を書くのですが
めちゃくちゃ静かに書いてくれてるんです。
しかも文字数多い目ww
きっちり書いてくる。
これはすごい!って感動したんですよね。
その感想文の用紙の下のほうに
私に読んでもらいたい本のタイトルを書く欄がありまして。
そこもしっかり書いてくれるんです。
その中のひとりの生徒君が書いた読んでほしい本。
「わすれられないおくりもの」という絵本でした。
その生徒君は初めて聞いたとき、「泣いちゃった」と。
で、そのあと何度となく聴く機会があって3回目に聞いたときに
お母さんにこの本を買ってほしいってお願いして買ってもらった大切なお話なんですって。
なんかね、その話を聞いたときに感動しちゃって。
4年生にして、大切な本があるっていうことですよ。
話を聴いて涙したり。
私、4年生と話をしてるっていうのを忘れてしまいました。
もう完全に大人やん!!
別の生徒君は「岡田淳」作品が好きだからと言って
「わすれものの森」を読んでほしいと。
私は岡田淳さんを知らなかったー(恥)
もう4年生は完全に大人です。
子供じゃない。
私はしっかり大人と向き合って、教える立場ではあるけれど
教えてもらおうと思ったのでした。
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